都市伝説報告データ
「ケババーイさん」
2018年頃から、某SNSに投稿された不審者情報のがもととなった都市伝説。
のちにネットで、「ケババーイさん」という名で呼ばれるようになり、小学生を中心に広まった。
なお、「ケババーイさん」の特徴は以下の通りである。
・20~40代の女性(目撃された地域、年代、目撃者によって異なる)
・顔に大きなあざをもつ
・化粧が濃い
・長く鋭い爪をもつ
・ながい黒髪
・誰かの遺影を抱えていることがある
・常に笑みを浮かべ、すれ違う人に声をかけて来る
・すれ違う瞬間に長い爪のついた手で肩をつかんでくる
・「ケババーイさん」から逃走した際、手を振ってその場にとどまっている無害なパターンと追いかけて襲ってくるという有害なパターンがある
観測地域)京都府京都市
某SNSの「ケババーイさん」に関する投稿
以下は2018年~2021年に某SNSに書き込まれた「ケババーイさん」に関連すると思われる投稿の一部を書き起こしたものである。具体的な地名や名前等は一部伏せて表記している。
以下の文は2008年に某ネット掲示板サイトに投稿された掲示板内の書き込みを一部書き起こし、 まとめたものである。なお具体的な地名や名前等は一部書き換えている。




某少年誌の夏企画
「君のこわーい体験が漫画に⁉夏の最恐読者エピソード大賞」
毎年、某少年誌にて夏季限定企画として実施される、読者から自らが体験した「怖い」出来事、エピソードを公募する誌面プロジェクト。
読者から寄せられた多数のエピソードの中から、編集部が審査を行い各賞を決定する。
大賞を受賞したエピソードは本誌の有名漫画家が特別読み切り作品として漫画化し、少年誌に掲載される。
2025年、その年に大賞を受賞したエピソードの漫画化、および誌面掲載に伴いトラブルが発生。
作品の発表直後、一部の読者から「怖くなかった」「企画の主旨にそぐわない」「過去に起こった実在の不審者に関する事案を想起させ、極めて不快である」「自身を侮辱した表現が含まれている」「子どもの教育的によろしくない」といった批判や抗議の意見が相次いで寄せられた。
これをふまえ、編集部は該当漫画の掲載を中止し、他賞のエピソードを紹介する内容へと変更する対応をとった。
また、当該エピソードの漫画化を手掛けた漫画家の●●●●氏は一連の批判を受け、現在は休職している。
以下の文は、企画で大賞を受賞した漫画化前の読者エピソードの一部を書き起こしたものである。 作品内に含まれる人物名はすべて置き換えて表記している。
京都府京都市●●●● ●●小学校 小学2年生 ペンネーム:コロンブス
作品名:「ケババーイさん」
ある日、たっくんとしゅんくんと公えんであそんでいた時のことです。
「そうすけ、しゅんすけ!あの女の人を見て!」
すべり台の上からたっくんが指をさしました。その先には、女の人が立っていました。ながい黒か みでながいつつめの女の人です。女の人はずっとわらってこっちを見ていていました。
「どうしたんだろう?なにかこまってるのかも、おれ行ってくる!」
しゅんくんが一ばんにはしりだして女の人のもとにいきました。しゅんくんはしばらく女の人と話すと えがおでかえってきました。どうやら、女の人のおうちでゲームをさせてくれるそうです。ぼくのだいすきなポテトチップスもたくさんたべられるそうです。たっくんはよろこんでぼくにいっしょにいこうと言ってくれました。お母さんからかってに人のおうちに行くのはダメといわれましたがおかしがたべたかったのでついていきました。
おうちには、たくさんのおかしがありました。やねやかべにはたくさんのてるてるぼうずがつるされ てい て、なんだかどうくつのなかをたんけんしているみたいにくらかったです。しばらく、ゲームをし ていたらしゅんくんがトイレに行きたいと言いました。すると、女の人が「こっちにきて」としゅんくん といっしょにどこかにいってしまいました。しんぱいになったたっくんがようすを見にいこうと…
(中略)
ぼくにあたらしい友だちができました!しゅんくんとたっくんにはあえなくなっちゃったけどまいにちたのしいです。こんどあそぼうと言ってくれました。そこには、しゅんくんとたっくんもいるそうです。
とてもたのしみです。
これがぼくのあたらしいお友だちのケババーイさんのはなしでした。
ぼくは●●●●さんのマンガを毎日よんでいます!よろしくおねがいします。
以下は掲載中止となった原稿を1枚のみだが独自に入手したものである。
現在は闇サイトで高値で取引されている。

以上が都市伝説「ケババーイさん」の報告データである。